2016年05月26日
★家門を彫る★

無謀でした。
商店街主導のもと開催を企画した「百科自店」100円ミニ講座の準備、というか
自分の肩慣らしに久しぶりに難しい図案に挑戦しました。
2センチ四方の消しゴムに家門を彫る
ネットで探した家門の画像から簡単なものを選んでプリントアウト。
(自家のものはめちゃくちゃ難しいので2センチ四方には彫れないため断念)
トレーシングペーパーに写し取りました。
が、もう不穏な空気。
細かな線が多いので、2Bの芯では柔らかすぎて絵がつぶれ気味になってしまいました。

圧着させて消しゴムに写すので、またぼんやりとした線になってしまう。
次はBの芯にしようと心に決め、彫りながら修正すればいいだろうと
簡単に考えて彫り始めたあまがえる。
まず、周りから……。
今回は細かいので、細工用カッター(刃先角度30度)を使用。
のちにこれが悲劇の始まりとなるとは……。

彫り始めて10分。
『ぎゃあ!』
ぽろっと、残すべき部分が取れる。
それはもう見事にカット済み。
心の中で叫んだあまがえる。
細工用カッターは刃先が鋭く、細かい作業に向いているが、深く切り過ぎてしまうという弱点が!
鼻歌交じりで得意げに作業していたあまがえるに消しゴムはんこの神から天罰が下った。
そう、深く切り過ぎていたため、残すべき線の下まで切ってしまっていたのだ。
それに普通の消しゴムなので、とても柔らかく、弾力があって細かい線を残す作業には向かないと判明。
なぜこの図案にしたのだ、私よ。
心折れ、作業中断3分。
作りなおそうかと5秒考え、
「サンプルだから、いっか。悪い見本にしとこう。」
と云うことで、作業続行。
あまがえるのメンタルはレベル99.
カンストしておるのです。
心は折れるが、アロンアルファ並みの速乾力で修復するのです。
ちなみに、消しゴムハンコはボンドやアロンアルファでは修理できません。
出来てもその場限りでゴムが溶け出すかもしれないので気を付けてください。

そしてさらに彫ること15分。
完成。
結局2か所切り落としてしまいました。
細かな細工用の消しゴムはんこ専用消しゴムと、図案を3センチ四方の大きさにすればちゃんと作れそうな気がします。
家門、かわいいですよね。鳥とか、花とか。
皆さんも、是非チャレンジして見られてはいかがでしょう?。
100円講座もまだまだ募集中ですよ~。
By あまがえる